科学的に正しい、代わりのない人間になるための7つの能力とは?
- 作者:メンタリストDaiGo
- 発売日: 2019/03/05
- メディア: Kindle版
今日は周りと差をつける、出し抜くには何が必要なの?という話です。
結論:
1科学的に正しい勉強法
2集中力
3時間術
4習慣化
5アイデアの作り方
6大衆煽動
この7つを身につけましょう。
今日は、すべての基本である、科学的に正しい勉強法のテクニックをお教えします。有料級の知識です。これを知れば、あなたのインプットレベルは以前と比べものにならなくなります!
まず、基本となるのが、「アクティブラーニング」です。
日本語では、「能動的学習」と呼ばれます。
さて、アクティブラーニングには、
「思い出す」、「教える」
の2つの方法があります。
「思い出す」のテクニックの中には、
1クイズ化
2分散学習
3チャンク化
があります。
1 クイズ化
クイズ化とは、「勉強や学習を、アウトプットの場とする」といった考え方です。
人は知識を入れ続けるより、出したときに脳はそれを大事な記憶だとみなして定着率をあげるのです。
具体的には、
・資格や学校なら、問題集をとく
・本を読むときなら、本も閉じて何が書いてあったか思い出す
・ノートを取るときは、見ながら書き写すのではなく、一度頭で覚えてから、見ずにノートを取る
といった学習法をとっていきましょう。
2 分散学習
皆さんは、「忘れる前に復習しよう」ということをやってしまってはいませんか?
これは科学的には非効率であることがわかっています。
分散学習とは、「学習」を「分散」させる、
つまり、ある程度忘れそうなときに復習するのです。
具体的には、
・分散学習のアプリ
を使い、科学的に正しい復習すべき時間に復習する。
・同じ科目をダラダラと続けるのではなく、3つのすべきことを30分ごとに変えていく。
などといったことができます。
3 チャンク化
このチャンク化が使われているものに、
「Mind Map」と呼ばれるものがあります。
チャンク化とは、覚える対象をグループ化したりして、まとまりをもたせ、覚えやすくするテクニックです。電話番号のハイフンにも使われていますね。
具体的には、
・英単語を覚える際、ジャンルに分類して覚える。
・英単語に1~10の重要度をつけて覚える。
実験では、上のテクニックを使ったグループが、何もテクニックを使わなかったグループよりも格段に成績が良かったことがわかりました。
まとめると、「思い出す」というテクニックには、
1クイズ化
2分散学習
3チャンク化
がありましたね。
これを見たら、一度目を閉じて何が書いてあったか思い出してみましょう。
最後に、
「教える」というテクニックを紹介します。
これは、「自分が学習する際、今から学ぶことを、友人やパートナー、さらには架空の子どもに教えるつもりで」学習することです。
こうすることで、曖昧な理解をしていては教えることはできませんから、無意識のうちにしっかりと理解するようになるのです。
以上をまとめますと、
「思い出す」の中の3つのテクニック、
クイズ化
分散学習
チャンク化
そして最後に「教える」というテクニックを見てきました。
学校で教わらない「勉強のための勉強」でした。
科学的に正しい勉強法で、あなたのインプットを加速させていきましょう!